認知機能の衰え予防には「聴力対策」!

聞こえにくいかもと感じたら耳鼻科を受診しよう!

人間は誰しも歳を重ねると、耳が聞こえにくくなります。聴力低下を放置してしまうと認知機能が衰えるため、認知症リスクが高まり大変危険です。耳からの刺激で脳に入る情報が減少してしまい、神経細胞の活動が急激に衰えてしまうからです。また、難聴があると他者とのコミュニケーションが取りにくいと感じます。会話がうまくつながらないことが原因となって、より一層心を閉ざしてしまうことになってしまいます。

ただ、聴力低下による認知機能の衰えリスクは補聴器をつけることで回避できます。人間にとって聞き取りにくい周波数はひとそれぞれです。一人ひとりに合った補聴器を選ぶためにも、専門医である耳鼻科で調整してもらうことをおすすめしています。聴力の衰えについては、個人差が大きく一概に何歳から付けましょうとは言えません。50代でも補聴器を必要とする方はいるので、難聴は中高年世代でも進行することがあります。「最近、何となく聞こえにくいかも…」と感じることがあれば、耳鼻科の診察を受けるようにしましょう。